はじめて婦人科を受診される方へ〈婦人科へのかかり方〉

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婦人科のかかり方

1.初めに

初心者

婦人科は女性の心身に起こる様々な変化や病気を専門的に見るところです。そんな婦人科ですが、かかったことがないという方・受診に抵抗感を持っている方も少なくありません。 初めて婦人科にかかる人の多くが、

  • 「婦人科ってどんな診察をするんだろう。」
  • 「内診って痛くないのかな。」
  • 「診察で体を見られるのが恥ずかしい。」
  • 「何か特別に準備していくものはあるのかな。」

など、様々な疑問や思いを抱いていると思います。 そんな初めて婦人科へかかる女性の皆様の不安を少しでも解消するために、婦人科の診察や検査のこと、受診の際のポイントをまとめました。受診する前に色々知っておきたい!という方はぜひご一読ください。

2.婦人科受診までの流れ

病院選び~受診前日まで

①受診する婦人科のある医院を探す

診療日時・アクセス・女医在籍など自分の希望を元に検索しましょう。

②診察で伝えたいことをまとめる

受診した理由(現在の症状・検査希望等)など、初めてで緊張してうまく伝えられない場合もあるのであらかじめ伝えないことをまとめたメモを用意すると安心です。

③受診前日のセックス(性行為)は控える

内診に影響が出る場合がございますのでお控えください。

④持っていくものをまとめる

健康保険証、診療費(念の為10,000円くらい持っておくと安心です。)、お薬手帳、基礎体温表(つけていれば)、ナプキン(検査内容によっては出血する場合があります)、替えの下着(検査で汚れた際にあると便利です)。

⑤お風呂はいつも通りに

前日のお風呂はいつも通りに入っていただき、外陰部もいつも通りにケアしてください。ただし、おりものの状態を見たり感染している菌を調べる場合があるため膣の中まで洗わないようにしましょう。

⑥服装はゆったりとしたスカートで

内診を行う場合、下着を脱ぐ必要があるので脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。タイトではないフレアースカートやプリーツスカートだと、捲し上げるだけなので下着を脱ぐだけですみます。色も白っぽい色は避けていただくと安心です。

⑦メイクは控えめに

診察の際に顔色や爪の色などを参考にする場合がありますので、なるべく薄化粧で診察を受けるようにしましょう。香水も避けた方が良いです。

服装

当日(診察の流れ)

①受診・受付

保険証のご提示をお願いします。問診票の記入がございますので10~15分ほど早くお越しください。

問診票に記入する主な質問

  • 症状:どんな症状がいつ方あるのか。
  • 月経周期:月経初日から次の月経が始まるまで。
  • 最終月経時期:前回の月経の始まった日。
  • 初潮年齢:初めて月経が来た年齢。
  • 性体験:性行為経験の有無。
  • 出産・中絶・流産の経験:未婚者でも正直に答えましょう。
②問診

医師から質問をさせていただきます。生理の始まった時期、最終の生理日、生理周期、性体験の有無などを質問させていただく場合がございます。答えにくい質問もありますが、正確な診断のために正しい内容を伝えましょう。

③触診

腹部などを手で触って確かめる場合があります。

④内診

必要に応じて膣内を調べる内診を行う場合があります。基本的に性行為の経験がない場合できる限り内診は避けますが、疑われる病気によっては正しい診断のために必要になります。

内診の受け方

ズボンや下着、ストッキングなど内診の妨げになるものは、内診台へ上がる前に全て脱ぎます。膝下の靴下やストッキングはそのままで問題ありません。スカートの場合は腰上にたくしあげておきましょう。

基本的にはカーテンがかかっており、医師と患者様が内診中に顔を合わせることはございません。ですが見えないのが逆に不安という方も中にはいらっしゃいます。 カーテンを開けていて欲しい場合はそのようにお伝えください。

服装

内診は緊張してしまうかもしれませんが、できる限りリラックスして体の力を抜くことを意識しましょう。力が入っていることで逆に痛みが出てしまう場合もあります。

説明なしにいきなり指を挿入したりすることはございませんし、何をするのかもちゃんと説明があります。 内診では指や検査器具などを挿入します。また、お腹側から触ったりして子宮を調べたりします。

内診中は深呼吸をするなど、自分なりのリラックス方法を見つけられるとスムーズに受けられるようになります。

服装

検査の種類

①尿検査

細菌の有無、妊娠の判定やホルモンの状態を調べます。

②血液検査

腫瘍マーカーの測定を行ったり、ホルモンの状態、貧血の有無などを調べます。

③細胞診

主にがん検査で行われ、綿棒のようなもので子宮入り口付近の細胞を採って調べます。

④おりもの検査

膣内の分泌物を採取して病原菌に感染していないか調べます。

⑤超音波検査

超音波をあてて子宮や卵巣を画像で映して観察します。お腹に器具を当てて見る方法と膣内に細い棒状の器具を入れて見る方法があります。 性行為の経験のない方はお腹から器具を当てることが多いです。

エコー

診察後

①医師からの説明

医師からの診断・説明を聞き、わからないことはその場で必ず質問しましょう。

②処方箋

処方された薬は量・時間・種類・回数を決められた通りに服用しましょう。

3.婦人科を受診しよう

先生

婦人科は女性が一生のうちに抱える様々な心身の悩みを相談できる診療科です。 ほとんどの女性が初めて婦人科にかかるのは、生理が来るようになってからです。それまで経験したことのない婦人科へ行くのは緊張して当たり前なんです。

ですが最近では20代・30代などの若い世代における子宮頸がんなどの女性特有のがんの罹患率が増えています。 子宮頸がんを初め、あらゆる病気は早期発見・早期治療が重要であり婦人科への受診が必要不可欠です。 特に病気がなくても、性行為の経験がある方は一度検診を兼ねて婦人科を受診しておくとよいでしょう。

よくある質問

診察日と生理がかぶってしまいました、予約をキャンセルしたほうがいいですか?
生理中でも受診できるものと生理中を避けた方がよいものがあります。自己判断でキャンセルせずに、お電話にて症状や受診理由をお伝えください。

○生理中でも受診できる

  • 不正出血
  • 月経異常(月経過多・血の色がおかしい)
  • 腹痛
  • 月経移動
  • アフターピルの処方
  • 避妊用ピルの臨時処方
  • 外陰部のできもの、腫れ

×生理中は避けた方がよい

  • 性感染症検査、おりもの検査、子宮がん検査、卵巣がん検査などの検査
  • 外陰部の出来物の手術、処置
  • 避妊用ピルの定期検診
内診は必ずしますか?
内診は婦人科での主要な診察方法の一つです。膣内の様子を観察したり、子宮の大きさ・硬さ・位置などを触って調べますがこの方法でないと発見できない病気も多くあります。 ですが性経験がなく、どうしても抵抗があるという場合は症状によっては内診の代わりに超音波検査で子宮の様子などを見ることもあります。ですが正確な診断のためにも、できるだけ内診は受けた方がいいでしょう。
アンダーヘアの処理はしていった方がいいですか?
毛の処理をする必要は全くありません。逆に剃ったことによる肌荒れで、病気による皮膚の荒れやただれがあった場合に見落とす原因となります。
性経験がありません。内診は痛いでしょうか?また内診の際に処女膜は破れてしまいませんか?
痛みの感じ方には個人差がありますが、ほとんどの方がスムーズに内診をお受けいただいています。緊張して力が入っていると痛みを感じる場合もあります。 心配な方は事前にスタッフ・医師へご相談ください。また、処女膜は膣の入口を全て覆っているわけではないので、指は入る場合がほとんどです。ですが中には指でも入りづらい方もいますので、その場合は内診は行いません。 子宮や卵巣の状態をみる超音波検査で様子をみることもあります。
婦人科にいったことがありません。特に体に心配なこともありませんがいつ受診するのがいいですか?
婦人科には年齢制限はありません。どんな女性の方でも気になる症状や相談があれば受診いただけます。 受診する目安としては、20歳を超えたら年に一回は検診で受診するのをお勧めします。 また、性経験がある方は感染症予防を含め一度は受診しておくことをおすすめします。若年化が進んでいる子宮頸がんなどは、検診で早期発見することができます。
婦人科にかかったことを親や身内にバレたくないです。
自費診療の場合は保険証の提示をする必要がないので保護者様に知られることはありません。(アフターピルの処方など) ですが保険診療ですと保護者様に保険証を使用したことがわかります。 どうしても知られたくない場合は自費診療で行うことも可能です。一度スタッフへご相談ください。

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