HPVワクチンの
接種を行います
HPVワクチン接種のご案内
当院では4種類のHPV(16・18・11・6型)の感染予防できる「ガーダシル」に加え、9種類のHPV(6・11・16・18・31・33・45・52・58型)の感染予防できる「シルガード」の接種もできます。
1回目に接種してから約2か月後に2回目、2回目に接種してから約4か月後に3回目の3回接種となります。
【 注意事項 】
これまでに2価または4価ワクチンで3回接種を完了した方は、定期接種として9価ワクチンを追加で接種することはできません。
また、2価または4価ワクチンを1回目や2回目まで接種している方は、原則として同じ種類のワクチンで接種を完了することをお勧めします。
ワクチン接種費用
- 小学6年生から高校1年生に相当する年齢の方は公費(無料)で接種できます。
- 救済措置:1997年4月2日~2008年4月1日に生まれた方は令和7年3月31日まで対象。
公費接種の対象外の年齢の方はご希望があれば自費での接種が可能です。
【ガーダシル】
- 1回接種(自費):19,000円
- 3回接種(自費):57,000円
【シルガード】
- 1回接種(自費):33,000円
- 3回接種(自費):99,000円
日本での子宮頚癌発症数は1年間で約10,000人、亡くなる方は1年間で約2,900人と言われています。出産年齢のピークとなる20~30歳代の女性における罹患率は増加傾向にあります。
当院で使用するワクチンのガーダシルに含まれるHPV6/11/16/18型に関与する疾患には、子宮頸癌や外陰癌、膣癌、肛門癌、尖圭コンジローマなどがあります。
最近の海外での報告では、17歳未満でガーダシルを接種した場合、接種していない方に比べると浸潤性子宮頸がんのリスクが88%低下し、17~30歳で接種した場合でも53%低下することが分かってきています。
子宮頸癌は無症状であることが多いので、子宮頸癌を防ぐためにはワクチンを受けていただくこと、ワクチンを受けた後も子宮頸がんの検査を継続して行っていくことが非常に重要です。
HPVワクチンのご予約について
ご予約いただいてからのワクチンの発注が必要になりますので、接種希望日の2週間前までに電話で予約をお取りください。
コロナワクチン接種後、2週間以上は空けてHPVワクチン接種をお願いします。
HPVワクチン接種ご希望で16時半以降の来院になりそうな方はお電話でご相談ください