人間ドック・健康診断の流れ
1. 事前予約
当院の人間ドック・健康診断は完全予約制です。
健診の内容によっては事前のご案内のご送付や便の採取キットのご送付などの準備がございます。
希望日の14日以上前を目安に、Web予約またはお電話にてご都合のよいお日にち、お時間をご予約ください。
WEB予約の場合、後日確定のお電話を当院からいたします。
検査のコース内容によりご来院のお時間をこちらでご指定させていただく場合がございます。ご了承ください。
ご予約のキャンセル・日程変更はなるべくお早めにご連絡ください。
2. 受診日の2週間前
事前に問診票と検査キットを送付いたします
1週間前に届かない場合は当院までご連絡ください。
送付資料には健康診断の受診に必要な注意事項などが記載されていますので必ずご一読ください。
問診票は全てご記入いただき、検査キットは同封の案内に従ってご用意いただき、受診当日お持ちください。
また、普段行っていないような激しい運動や飲みすぎ、食べすぎなどは検査項目の数値に影響がでる場合があります。普段どおり、規則正しい生活を心がけてください。
3. 受診日前日
バリウム検査・胃カメラ検査・腹部超音波検査、（アミノインデックス）が含まれている方は前日21時から絶食となります。
また、採血・尿検査がある方は飲酒もお控えください。
妊娠中の方は、実施できない項目もございますので前日までに必ず当院までご連絡ください。
当日追加できるオプション検査もございますが、検査によっては当日追加できない検査もございます。ご希望の方はなるべく前日までにご連絡ください。
4. 受診日当日の朝
健康診断当日の朝は絶食です。朝の食事は食べずに我慢してください。
牛乳やスポーツドリンク、朝のコーヒーも各種数値に影響が出る可能性がありますのでお控えください。
お水、お茶などの糖分の含まれていない飲み物はコップ1杯程度であれば摂取可能、バリウム検査・胃カメラ検査・腹部超音波検査が含まれている方は受付2時間前まで摂取可能です。
普段飲んでいるお薬がある方は朝6時に少量の水で飲むようにしてください。
午後から受診の方は予約時間の10時間前までにお食事をすませるようにしてください。
ご本人確認の為、必ず保険証をご持参ください。
問診票、同意書は全て記入いただき、検尿・検便のキットも忘れないようご持参ください。
5. 受付
問診票、検尿・検便容器等をご提出ください。
また、保険証、健康保険組合、団体等より指示されている書類（利用券等）等がありましたら一緒に提出してください。
申し込み済みのオプション検査の確認もこの時に行います。
生理中、妊娠中もしくは妊娠の可能性のある方は、スタッフまでお知らせください。
6. 更衣
更衣室で検査着に着替えていただきます。
ボタン・レース・刺繍・ポケットのついた衣類、大きなプリント柄のTシャツは脱いでください。
時計・ネックレス・ブレスレットや指輪などの貴金属類はすべて外してください。
ロッカーに鍵はついておりますが貴重品用ロッカーはございません。
コンタクトレンズや眼鏡をご使用の方は視力検査を矯正で行いますのでご持参ください。
7. 検査
ご予約のコース、検査項目に沿って検査を行います。
検査の順番は固定しておらず、随時スタッフがご案内いたします。
身体計測
身長、体重を測定しBMI（体格指数）を算出します。太りすぎ、やせすぎを調べます。
視力
視力を検査します。
普段コンタクトレンズやメガネを利用されている方は裸眼視力と矯正視力を検査します。
採血
貧血や糖尿病、脂質異常、糖尿病、高尿酸血症などの生活習慣病の有無を推測することができます。オプションには腫瘍マーカー検査や肝炎の検査などもありますので、ご希望の方はスタッフにお尋ねください。
血圧
血圧とは心臓から送られた血液が血管の壁を押す力の事を指します。血圧は常に一定ではありません。精神的ストレスなどでも変動いたしますのでリラックスして測定することが大事です。測定値が高い場合は再測定をさせていただきます。
心電図検査
心臓が動く時に発生するとても弱い電流を記録し、不整脈・虚血性心疾患・心筋症などがないか調べます。
吸盤電極を胸につけ、手首、足首にクリップをつけて検査します。痛みはありません。
腹部超音波検査
腹部超音波検査とはエコー検査とも呼ばれ、人間ドックの基本検査項目に入っている検査です。肝臓や腎臓、すい臓、胆のうなどの腹部の内臓に異常がないか検査します。痛みはなく、レントゲンやCTと違って被爆の心配はありません。
妊娠中の方でも受けられますが、食事をされた場合は検査ができません。
眼底検査
瞳孔の奥にある眼底を眼底カメラで撮影し、目の奥の網膜・血管などを検査します。
網膜疾患や緑内障、眼底出血、糖尿病、動脈硬化、高血圧の診断に役立てます。
眼圧検査
眼圧計で眼球に空気を当てて眼球の内圧を推測します。緑内障や網膜はく離の診断に役立ちます。
聴力検査
ヘッドホンから出る高さの異なる音を聞き取れるか検査します。
胸部X線検査
肺に異常な影がないか、心臓の形に異常がないかなど、レントゲンで検査します。
肺結核や、肺炎など呼吸器系疾患の診断、また心臓や大動脈の陰影から循環器系疾患の診断に役立ちます。
胃部X線検査
バリウムを飲んでおこなう胃のレントゲン検査です。
発泡剤を飲んで胃を膨らます必要があるため、つらいイメージのある検査ですが、食道がん、胃潰瘍、胃がん・十二指腸潰瘍などの発見に欠かせない検査です。
マンモグラフィ検査
乳房専用のレントゲン撮影機（マンモグラフィ）を用いた検査です。
乳房を板にはさんで平らになるよう圧迫することで少ない放射線で検査することができます。
触診ではわからない小さなしこりの発見に役立ちます。
しこりの大きさや浸潤の状況までわかるのもマンモグラフィの特徴です。
医師による診察
事前に記入いただいた問診票をもとに医師が質問します。
自覚症状などをお話しください。
8. 結果について
結果表は受診日から3～4週間程度を目安に郵送いたします。
結果表が届き、結果説明をご希望の方は当院医師より結果説明を行います。
完全予約制になりますので必ず事前にご連絡ください。
検査の結果、二次検査（再検査・精密検査）の指示があったときは、放置せずに必ず再検査をお受けください。
